日本福祉新聞社
The Japan Welfare Times

The Holy Mother And A Child On The Wheelchair



家庭・暮らし・教育
生活をともにする場は、いろいろな問題をかかえています。

災害・犯罪被害
災禍はだれも予想できません。悲しいことに現実におこっています。

高齢者・介護
高齢者や家族、就労者にとっての「介護」とはなんなのでしょうか。

医療・健康・難病
生命、人の死に直結した現場は、利害、善悪のぶつかりあう場でもあります

人権・人種・性の権利・差別
あらゆる差別を廃絶し、人権を守ろうとするひとびと。活動は続きます。

しょうがい者支援
社会参加や自立に向け、残存機能や社会資源を利用して活動しています。

社会復帰支援・慈善活動
社会復帰には支援が必要です。相互扶助や慈善活動が機能しています。

国際・平和・紛争・飢餓
想像を絶する過酷な状況で生きるひとびと。深刻な問題が山積しています。

環境・自然保護
地球環境を守ることは「いま・ここ」からはじめるべき人類全体の課題です。

死生・倫理・哲学
福祉の根幹。感じ、考える。すべてのひとにとって重要な共通のテーマ。
死生・倫理・哲学
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 尊厳死
 孤独死
 自殺からの救助
 ホスピス
 死生観
  死生観-1
  死生観-2
  死生観-3
 そのほかの死生・倫理・哲学
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第一面 i n d e x > 死生・倫理・哲学 > 死生観
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『死生観』



福祉は、根底で人間を中心に据えた哲学が支えている。人は「幸福」「生命」「人生」「生きがい」など、生きていく上で何度となく向き合うテーマと自身の全ての力で格闘せざるを得ない。同時に多くの矛盾も抱えている。例えば、働きたくても働く職場のない状況に置かれている障害者にとって、五体満足でありながら働こうとしない引きこもりやホームレスの人々を激しく批判する。差別される側とする側の混在。死刑のを望む犯罪被害者と犯罪者の人権や更正への道筋の問題や世界的な死刑廃止論議。人口爆発という世界的事態と子どもを産むことを希求する家族。経済発展と地球環境破壊。こうした対立する関係は福祉の世界ではいたるところで発生している。中でも「死生観」は福祉のもっとも根源的な問題をあぶり出している。個人としての人間が社会の中でどのように生き、どのように死を受け止めていくのか。「生きることは人間の基本的欲求」でありながら「安楽に死を望む人々」の存在。彼らを取り巻く絶望的状況。「生きること至上主義」では解決しない最大の問題を抱える現代。福祉は、根底で人間を中心に据えた哲学が支えているが、それさえも止揚する必要に迫られていると言えるかもしれない。

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