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-Holy mother and a child on the wheelchair-


『家庭・暮らし・教育』
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医療・健康・難病
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『障害者支援』
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第一面 i n d e x > 医療・健康・難病 > 麻薬・アルコール中毒 > アルコール中毒
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『アルコール中毒』



●アルコール中毒とは
麻薬及び向精神薬取締法』 覚醒剤研究会による定義は、広義にはカフェインやコカインも含む脳内を刺激する中枢神経刺激薬であり、狭義には覚せい剤取締法の規制対象のアンフェタミンやメタンフェタミンなどである。しかし、アンフェタミンは日本ではあまり使用されていないため、日本における覚醒剤の歴史解説では便宜的に狭義の覚醒剤をメタンフェタミンに限定している[5]。
覚醒剤(かくせいざい、英:Awakening Drug[1][2]、「覚醒アミン」とも)とは、アンフェタミン類の精神刺激薬である[3][4][1][2]。脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化させる(ドーパミン作動性に作用する)ため、覚醒剤精神病と呼ばれる中毒症状を起こす。それに伴い、乱用・依存に誘発することがある。この薬剤の定義として、広義には中枢神経刺激薬を指したり、狭義には覚せい剤取締法で規制されているメタンフェタミンとすることもある[5]。 覚醒剤という名称は、元々は『除倦覚醒剤』などの名称で販売されていたものが略されたものである。この『除倦覚醒剤』という言葉は戦前戦中のヒロポンなどの雑誌広告などに見受けられる。健康面への問題が認識され社会問題化し法規制が敷かれる以前は、現在の覚せい剤として指定されている成分を含んだ薬品は、疲労倦怠の状態から回復させ眠気を覚ますための薬品として販売されていた。 覚せい剤取締法で規制されている薬物として、『フェニルアミノプロパン』すなわちアンフェタミン、『フェニルメチルアミノプロパン』すなわちメタンフェタミン、及びその塩類やそれらを含有するものがある。後述の法規制に詳しい。これらは、一般に、数度の使用によって強い嗜好性が生じ、習慣性の依存状態となりやすい。日本では他の麻薬と区別され、所持、製造、摂取が厳しく規制されている。フェニル酢酸から合成する手法が一般的であるが、アミノ酸のフェニルアラニンを出発物質として合成することもできる。 女医でタレント、おおたわ史絵(51)は3日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・0)に出演し、覚醒剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)について「けっこうなヘビーユーザー、依存状態と言ってもいいと思う」と、医師として話した。  清原容疑者の自宅から覚醒剤、パイプ、注射器などが押収されたことから、おおたわは「ちょっとやそっとのヒストリー(使用経歴)ではない。けっこうなヘビーユーザーになっていて、かなり前から使っていて、依存状態と言ってもいいと思う」と清原容疑者の状態を表現した。  使用の経緯について「たぶん彼の中でも、今までも何度も奥さんと離れたりして『やめなきゃ』『やめたい』という気持ちが絶対あったと思う。だけどやめられなかったっていうのが現実だと思う」と推測。逮捕について「『これで清原終わった』って思っている人もいるだろうし、ショックで『これでもうダメだ』って思っている人もいるかもしれない。でも、違法薬物依存から抜け出すときの最大のチャンスでもある」と話し、医師として逮捕を決別機会としてとらえるべきとした。  「逮捕されないと手が切れないぐらい(違法薬物依存は)怖い。入院するか、逮捕されるか。入院すると優しくされちゃうので、意外とやめられない。また始めちゃったりする」と説明。「逮捕されると地に落ちる感がある。それって次に、はい上がるときに大事なプロセス」と話し、清原容疑者へエールを送った。  おおたわは、スター選手の覚醒剤使用について「(売人は)スターには寄ってきやすい」と言うと、「お金を持っているので、売っている人が売りやすい。口止め料も含まれているから、普通の相場の3倍の額で売るって言われている。スターは、はねのけるだけの強さを持たなきゃいけない」と訴えた。  覚せい剤取締法違反で3年6か月の実刑判決を受けていたタレントの田代まさしが、昨年7月に東京の府中刑務所から出所したことをブログで報告。薬物依存からの回復を支援する民間施設「ダルク(DARC)」に入ったことを明かし注目を集めている。  警察庁が公表している「平成26年の薬物・銃器情勢」によれば、覚せい剤の再犯率は6割近い。50歳以上に限ってみれば、80.2%とあることからも、覚せい剤を断ち切るのは容易ではないことがわかる。今度こそ本当に薬物依存を断ち切ることは出来るのか? 本人を直撃した。 田代まさし――ダルクに入ったことで、田代さんのなかで心境の変化はありましたか? 田代:最初に捕まって刑務所から出てきたときは、クスリのことを忘れて早く「芸能界の華やかな場所に戻りたい」と思ってたの。でも、それが回復によくなかった。芸能界に戻ることが、ファンの人や迷惑をかけた人たちへの恩返しなんだとずっと思ってたけど、本当は人のためじゃなくて、自分のためにやめなきゃいけなかったんだよ。 過去に起こしてしまった事件はもう変えられないじゃない? でも、それを認めて、薬物で苦しんでいる人や手を出しそうになっている人の手助けになることが、回復に繋がるんだとダルクにいて、やっとわかってきた。 ――これまでは、本当の意味で薬物と向き合ってこれなかったと? 田代:ダルクの近藤代表の本に「薬物をやめられないのは、薬物依存という病気だから。一人では、クスリに対して無力である。一番回復に必要なのは、同じ悩みを持っている仲間とともに歩むことなんだ」って書かれてるのを読んだときに、肩の力が抜けたの。「強い意志がなかったとか、心が弱かったんじゃなくて病気だったんだ」って思えて、気持ちが楽になった。 薬物依存が病気だってことをまだわかってもらえていないから、社会に出るのは怖いかな。そういうことが少しでも理解される世の中になってほしいよね。 ――薬物依存も鬱も回復はすべて自己責任で「その人に強い意志さえあれば立ち直ることができるはずだ」と考える人が実際には多いですよね。 田代まさし田代:みんなそう思うでしょ? でも、薬物依存は病気で、だから俺、何回も捕まったんだってことをやっと理解できた。自分の力じゃクスリの前では無力なんだよ。だからこんなに再犯率が高いし、クスリを止められない人が多いわけで。 だって、強い意志だけでやめられるんだったら、みんなやめてるわけだから。クスリの快感は、それはもうハンパじゃない。覚せい剤を打った瞬間にものすごい量のドーパミンが出て、これ以上ない幸せが一瞬にして全身にめぐっちゃう。 ――それは、芸能界の華やかなステージに立っている瞬間よりも? 田代:それを捨ててまで、俺はクスリにいっちゃったわけだから。それでもまだやめられないのがクスリの恐ろしさだよ。何不自由なくいい生活をして、幸せな家庭があって……だって俺、けっこういいとこいたんだよ? それでもクスリを使っちゃうんだからぁ。 芸能界でぽっと出て、1回売れるのはけっこう簡単なんだよ。一発屋とかいっぱいいるじゃん? でも、ずっと人気を維持して活動を続けるのってすごい難しいのよ。今まで何十年もやってきて、毎日おもしろいこと言わなきゃいけないってことになってきて、それでだんだん疲れてきたの。そんなときに、とあるテレビ番組のスタッフから「元気になるのありますよ」って言われちゃって。 ――甘い言葉に負けてしまったと。今でもそういうことはあるんでしょうか? 田代:あるんじゃない? 芸能界のなかで捕まってる人もけっこういるわけだし、それも氷山の一角なんだから。 ――最近だと「危険ドラッグ」が話題になっていますね。 田代:ダルクのスタッフが危険ドラッグを作ってる人の取材に行ったの。それを作ってるやつらが「こんなのやるやつの気が知れない」って言うくらい身体にはヤバいものなんだよ。近藤代表が「覚せい剤をやったほうがマシですよ」って言うくらいの毒だし、1回で身体も心も壊れちゃうんだから。 刑務所は罪を反省させる場所でもないし、薬物依存を回復させてくれる場所でもないことを実感したよ。罪を犯したら刑務所に入れて「はい、終わり」っていう今のシステムはどうなんだろうって思ったね。


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