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生命、人の死に直結した現場は、利害、善悪のぶつかりあう場でもあります
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第一面 i n d e x > 医療・健康・難病 >
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『医療・健康・難病』
生命、人の生死に直結した現場であるだけに、その利害、善悪の坩堝(るつぼ)でもある医療現場。その表裏の違いの異様さに翻弄され、苦しんでいる者も多い。医学が進歩しインフォームドコンセントがうたわれ患者の人権や尊厳が守られようとしている反面、その特権的な力で横暴な「非人道的」な行為を繰り返し、裁判で結審したときのみ患者に謝罪する医師や医療関係者、行政もまた多い。いまだ『聖域』といわれる医療現場。巨大資本が動く製薬会社。国という看板を背負った行政。こうした圧倒的力を前に、患者は、より一層、弱者として位置付けられていく。医療・看護/ドナー登録/難病/エイズ/薬害・医療ミス/アレルギー・アトピー/麻薬・アルコール中毒/禁煙/低所得者・外国人への医療。
『ハートで禁煙 妊婦のための禁煙プログラム』
禁煙小説『5万回のキャンセルを超えて』一色麗子/著 収録
『禁煙サポーター向け小冊子』収録
■サマック教育センター編
■kindle価格:263円
日本でのタバコは「日本専売公社」が製造販売していました。塩や米のように、国が管理し、流通させていたのです。
1949年(昭和24年)に大蔵省の外局である「専売局」を大蔵省から分離。発足させました。
1985年(昭和60年)に、解散、「日本たばこ産業株式会社 (JT)」 が設立され、現在にいたっています。
タバコの会社JTの33.3%の、666,930,000株という最大株主が、財務大臣という、世界でも稀な機構を持った国です。(厚生省や健康省、といったところが管轄しているのがスタンダードです)
株価は、リーマンショックで一時下落したものの、右肩上がりです。
東日本震災を受けて、タバコが増税されました。
かつて先進国のうちで、男性の喫煙者が60%を超える国は日本だけでした。現在でも男性が32%を超えていますし、女性も20代、30代、40代、すべてが12%を超えています。(厚生労働省国民健康栄養調査)
未成年の喫煙率は、学年を追うごとに増加傾向にあり、高校3年では男子が42%、女子が27%に達しています。(『未成年者の喫煙および飲酒行動に関する全国調査』 2004)
日本のタバコの総売上本数は、1793億本。日本人の0歳から最高齢まで。1年に1500本近く吸っていることになります。
アメリカタバコは、全体の40%以上を占めています。
特に未成年者や若い女性のアメリカタバコを吸う割合は増えていると言われています。
日本での消費は、1986年にはアメリカタバコ全体の総売上の中でわずか2%を占めているだけでした。
しかし、その年の7月、日米間の貿易摩擦問題の便宜をはかるために関税が撤廃し、アメリカタバコは全売上の20%まで伸ばすことができました。
タバコの広告規制は、各国でどんどん進められています。広告の全面禁止に踏み切った国は欧米を含め多く、シンガポールでは、タバコの商品のステッカーを車に貼ったり、Tシャツに図案化しただけで罰金刑が言い渡されます。
タイのタバコのパッケージには、肺ガンにかかった人の死体解剖図を幾種類ものカラー写真で表示しています。
1991年11月11日には、EC12カ国の厚生大臣が集まって、EC全体でタバコの広告宣伝を禁止する法案を提案しました。
タバコの広告を禁止していない国として、フィリピンと日本の二国だけという時代もありました。
「分煙」が叫ばれるようになったのは、最近のことです。
それまでは「禁煙」を叫ぶことはタブーでした。
「禁煙運動」にコミットした市民たちが、細々とした、しかし地道でたゆまない努力の歴史がありました。
喫煙からくる健康被害による医療費の圧迫、国民の健康増進への意識の高まり、煙草による火災という見地から、ようやく「禁煙」「分煙」が市民権を得てくるようになりました。
しかし日本は現在でも、多くの飲食店やパチンコといった遊技場などで喫煙が許されているのが現状です。
かつて、米国のタバコ会社が、アジアの都市で「タバコの空箱を3枚送ると、アイドル歌手のコンサートチケットが抽選で当たる」というキャンペーンを行って、ひんしゅくを買ったことがあります。アイドル歌手のファンのほとんどが10代だったからです。
タバコ産業に従事している重役が、米国テレビ局のインタヴューを受け「身体に有害なものを売っているということについて、どう思うのか」という問いに、
「有害であると箱にもしっかりと記載している。わたしたちは、タバコを製造し、パッケージし、売っているだけ。タバコの害を十分承知しながら、それでも吸っているのは、購買者の勝手。私たちは知りません」と答えました。
1999年に公開された米国の映画『インサイダー』(原題:The Insider)は、アメリカのタバコ産業の不正を告発したTVプロデューサーと大手タバコ会社副社長を描いた社会派ドラマで、実話が基になっています。アル・パチーノも出演し、ラッセル・クロウはアカデミー賞の主演男優賞に、ほか監督賞など7部門にノミネートされました。
禁煙を志している妊婦が、より自然にタバコから解放され、母子(妊婦と胎児)ともに健全な出産を迎えられるよう、そして出産後も健康的で自立した有意義なライフスタイルを送れるために。成人はもちとんのこと、妊娠中や出産後の女性の喫煙が、胎児や新生児に及ぼす害は、重大でとても深刻です。本編では、喫煙習慣のある妊婦が、自然にタバコから解放され、母子ともに健全な出産をむかえられるよう、出産後も健康的で自立した有意義なライフスタイルを送れるように、楽しく禁煙する方法を提案しています。
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